為替レートの見方３

ＦＸ取引を開始して、最初に慣れなければいけないのが為替レートのチャートを眺めることです。
しかし初心者の場合、これはただのジグザグにしか見えないものです。
若干の上昇・下降はあってもよくわかりません。

こういう場合、まずは、現在のチャートではなく過去のチャートを見てみるのがよいでしょう。
過去のチャートを見ると、戦争が開始したとき、テロが起きたとき、経営破たんが起きたときなどに、ＦＸ為替レートに影響が出ていることがわかるでしょう。

そういう目で、改めて為替レートを見ると、投資のタイミングがつかめてくるようになります。

しかし、自分の判断にまだ自信が持てない場合は、ＦＸシュミレーションを利用して予行練習すると良いでしょう。
徐々に為替の動きがつかめるようになるので、それから実際に取引を行うのが得策です。

『オリックスＦＸ』とは

証券取引で有名なオリックス証券ですが、ＦＸ外国為替証拠金取引も取り扱っています。
『オリックスＦＸ』と言う商品がそれです。

オリックスＦＸの手数料は投資額によって異なります。
たとえば、１万通貨の場合、業界最低水準である片道２００円で取引が可能です。
加えて、スプレッドも３銭と非常に小さく抑えられています。

また、オリックスＦＸではモバイルにも広く対応しているのが特徴です。
「ｉアプリ」では、忙しい投資家であっても出先から本格的なＦＸ売買が可能になります。

無料で利用できる７０種類以上のＦＸテクニカルチャートのほか、為替に役立つ情報を満載してあなたのＦＸ投資をサポートします。

オリックスＦＸは、初回入金設定なし、取引額の５％の資金からＦＸが始められます。

くりっく３６５のメリット

くりっく３６５は、ＦＸを扱う会社であればどこでも出来るわけではありません。
金融先物取引法と取引所の基準を満たした会社にだけ、その取り扱い資格がもらえるのです。
そのため、くりっく３６５を扱っている会社は信用が置けるという事になるでしょう。

また、くりっく３６５の場合、ＦＸでの儲けに対する税金は一律２０％と決められているのも、大きな利益を期待する人には魅力です。
普通のＦＸ会社で利益を出した場合、総合課税方式が適用されるため、７００万円で３０％、最高５０％の税金がかけられるのです。

ところで、信頼性といえば、くりっく３６５の仲介業者が倒産しても、自己資産は守られることもくりっく３６５のメリットです。
これは、利用業者が顧客の証拠金の全額を取引所に預託するシステムがあるからです。

くりっく３６５のデメリット

ＦＸ外国為替証拠金取引の中も、もっとも安心で節税にもなるくりっく３６５ですが、デメリットがあることも理解しておく必要があります。

普通のＦＸ取引ではなく、くりっく３６５を利用する一番のデメリットは「取り扱い通貨の種類が少ない」ことです。
もちろん、世界3大通貨である、米ドル、ユーロ、円は扱われていますし、ニュージーランドドル、オーストラリアドル、英国ポンドなどの有名な通貨のＦＸ取引は可能です。
ですから、それほど不便は感じないかもしれません。
しかし、圧倒的に取り扱い通貨が少ないことは覚えておきましょう。

加えて、外貨同士の取引はできません。
つまり、買いポジションのユーロを米ドル購入には使用できないと言うことです。

日本円が基本で、かつ有名な通貨のみでのＦＸを望むのであれば、くりっく３６５はあなたに相応しいでしょう。

その他の外貨運用法

ＦＸ以外にも、外貨の運用方法がいろいろあります。
外貨預金、外貨ＭＭＦ、外国債、外国株などがそれです。

まず、外貨預金ですが、これは外貨で預金をするというもので、つまり外国の銀行に日本にいながらにして貯金することになります。
外国の高金利が優遇されることになります。

次に外貨ＭＭＦですが、これは外貨建ての公社債を中心として運用されている投資信託商品となります。
月末に分配金が支払われます。預金と異なり、すぐに引き出せるものです。

外国債は、外国の企業や法人が発行している債券のことです。
外国債には外貨建てのものと円建てのものがあります。
また、購入時、利息の支払い時などの通貨が違う外国債もあります。

外国株は、海外の企業の株に投資すると言う方法です。

これらの外貨運用方法と比較してＦＸが優れている点は、手数料の低さです。
ＦＸは短期間で外貨を運用したい人に向いている商品です。

くりっく３６５を利用する際には

ＦＸを扱っている会社であれば、どこでも、くりっく３６５を利用できると言うわけではありません。
何となく口座を開いたＦｘ会社では、くりっく３６５は扱っていなかったと言うこともあります。
ですから、くりっく３６５でのＦＸ取引を考えている場合には、事前にきちんと調べておく必要があるでしょう。

さて、くりっく３６５は取引所取引です。
それ以外のものは、非取引所取引となります。
つまり、クリック３６５の場合、投資家のもっとも有益になる価格が提示されることになります。
それに対し、非取引所取引の場合、利用会社の提示する価格という事になります。

しかしながら、最近では法律が改定されたこともあり、悪徳業者は非常に少なくなっています。
くりっく３６５でなくても、公正な取引が行われるようになっています。

ですから、ＦＸを開始する場合には、細かい部分を比較して、よく検討する必要があるでしょう。